May 14, 2007

I Saloni - SaloneSatellite 07


photo by Luciano Pascali


photo by Carola Merello


photo by Luciano Pascali


photo by Luciano Pascali

I Saloni のミラノ国際家具見本市と同時開催されているSaloneSatellite(サローネサテリテ)は今年で10回目を迎えます。2007年のテーマとなるのが、過去・現在・未来という大きな3要素の解釈としての"time" - 時間です。頭が時計になっている少々奇妙なSatelliteのキャラクターは、時計のチクタクが内包するアイデア、想像力のリズミカルなビート、デザインから製作までの時間というものを連想させます。
今回のサローネ・サテリテには570人のデザイナー、38ヶ国24校のデザインスクールから200人の生徒が作品を発表しました。ポーランドやカナダ、エジプト、タイなどの国々が今回サテリテに初参加しています。
サテリテの担う大きな役割のひとつが、若手デザイナーの作品発表の貴重な場であり、メーカーや来場者にとっては新しい才能を発掘する場でもあります。サテリテに展示される何百というプロトタイプの中から実際に製品化されるものも多数あります。世界各国からデザイン関係者や多くのインテリア業界の来場者が集まるI Saloniは若手のデザイナーや小さなスタジオにとって可能性を秘めた舞台であり、目標になっています。この可能性や新たな出会いが、デザイナーにとってもメーカーにとっても、"ミラノ"がひとつのキーワードたる所以かもしれません。

関連記事はこちらになります。
I Saloni - Salon Internazionale del Mobile
I Saloni - Euroluce
posted by DL at 12:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

May 09, 2007

I Saloni - Salone Internazionale del Mobile


photo by Luciano Pascali


photo by Saverio L. Vallauri


photo by Saverio L. Vallauri


photo by Saverio L. Vallauri

毎年、世界各地でインテリアの国際見本市が多数開催されていますが、その中でもとりわけ皆の関心が高いのが I Saloni Milano ミラノサローネです。会場の総面積は209,400M2、Salone Satelliteなどを含めたI Saloni全体の出展数は2,159社と大規模なイベントです。今年のファイナルリポートはまだでていないのですが、来場者数も2006年実績で約223,000人になります。
会期中はいくつかの展示会が併催されていますが、メインとなるのは Salone Internazionale del Mobile、サローネ国際家具見本市でしょうか。今年で46回目の開催になります。こちらの見本市と併催の国際インテリア小物見本市だけで出展は約1,400社になります。
主催者であるCOSMITのリポートによると、2007年のI Saloniでのトレンドのひとつは"nature"、自然だということです。家具やランプ、アクセサリーに関わらず、水や大地などの自然のエレメントが今年の製品に大きなインスピレーションを与えているといいます。特に木々や葉、花などを生地や構造に配することにより、生物学的擬態をオブジェクトに生み出し、詩的な魅力を演出してるといいます。花や植物をモチーフにしたボタニカルデザインは近年のトレンドであると思いますが、2007年もまだその傾向が続くということでしょうか。
またリポートでは、ファッションデザイナーが家具のコレクションをデザインする時には、往々にしてファッションとの同調が強くなる傾向にあると分析しています。昨シーズンのファッショントレンドであったシェラックのような超光沢の材質が今年の家具でみられるといいます。ファッションデザイナーが家具デザインを自身のコレクションに同調させるのはブランドコンセプトの観点からも当然というような気がしますが、このことが示唆するのは、ファッションとインテリアの境界線が薄れつつあるということなのかもしれません。プロダクトデザインにファッショントレンドを取り入れ、またその逆も然り。相互作用をしながら互いが進化していくのだと思います。

関連記事はこちらになります。
I Saloni - SaloneSatellite07
I Saloni - Euroluce
posted by DL at 13:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

Mar 16, 2007

ambiente Frankfurt 2007


photo by Jean-Luc Valentin


photo by Petra Welzel


photo by Pietro Sutera

今年もMesse Frankfurtを会場に2/9〜2/13までの期間でambiente 2007 が開催されました。ambienteは世界最大規模の消費財見本市です。会場は大きく3つのカテゴリーに分類されています。調理器具やテーブルウェアなどのキッチン用品を展示する"Dining″、ギフトに最適なアイデアや商品の数々を展示する"Giving″、インテリアからアウトドアまでホームリビングをコンセプトにした"Living″。約190,000M2という広大な会場に85ヶ国、約4,600社の商品が並びます。
今回のambienteには会期中の5日間で世界128ヶ国から約150,000人が訪れました。特にイタリア、フランス、イギリス、ロシアからの来場者が目立って増加したようです。
ambiente 2007は多くの人々が成功であったと評価しています。ドイツでは2007年からVAT(付加価値税)が3%切り上げられましたが、ポジティブなムードと商品のクオリティーの高さによるambienteの成功は、見事にその懸念を払拭したという意見も聞かれます。
会場以外では"Ambiente goes city″というイベントによりフランクフルト市内の40店舗にambiente参加作品が並びました。このイベントは商品をアピールするというだけではなく、トレンドを生み出す消費者にフェア自体を知らしめる役割を担いました。
会期中に見本市と連動して街全体がフェア色に染まるのも、こういった大きなフェアの醍醐味です。会場だけでなく、街中でのイベントも見逃せません。
画像提供:Messe Frankfurt Exhibition GmbH

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Mar 06, 2007

Stockholm Furniture Fair 2007


photo by Johan Frick-Meijer 


photo by Magnus Skoglöf 


photo by Magnus Skoglöf 

今年も2007/2/7−2/11という会期でStockholm Furniture Fair 2007が開催されました。同時開催のNorthern Light Fair とあわせると約40,000人の来場者がありました。北欧やヨーロッパからの来場者をはじめ、世界53ヶ国から人々が今年の家具トレンドを見極めにやってきました。Nortern Light Fairは照明器具の展示会としては世界有数で、各メーカーの家庭用・業務用のライティングが一堂に会します。
毎年ゲストデザイナーを招き、エントランスホールをそのデザイナーの作品が彩るGuest of Honourですが、2007年のゲストはドイツのインダストリアルデザイナー Konstantin Grcic です。彼の手によってフェア会場のホールは美しい人工庭園に変貌しました。植物を展示に加えるという感覚は彼にとって全く新しい要素であり、植物が忙しい人々のオアシスとなるだろう、と彼は自身の展示について話しています。
彼は1991年、ドイツのミュンヘンにKonstantin Grcic Industrial Design (KGID) を設立し、数々のクライアントから作品を発表しています。今回の展示でも使用されている Flosのランプや Magis のイスをはじめ Moroso、Rosenthal、Mujiなどの商品デザインも手がけています。写真にもあるFlosのランプ、MAYDAYはMoMAのパーマネントコレクションにも選ばれています。
蛇足ですが、昨年のStockholm Furniture Fair 2006のゲストデザイナーは日本の誇る深澤直人氏でした。
2008年の同見本市の会期は2008/2/6-2/10になります。
画像提供:Stockholm International Fairs
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Feb 23, 2007

Sori Yanagi


《バタフライ・スツール》1956 年 東京国立近代美術館蔵


《曲木のスタッキングチェア》1967 年
(財)柳工業デザイン研究会蔵



《コーヒーポット(ボーンチャイナ)》1990 年 個人蔵


《ミルクパン》1997 年 (16cm、つや消し) 個人蔵

現在、東京国立近代美術館では、柳宗理 -生活のなかのデザイン- (Sori Yanagi - Design in Everyday Life-)を開催しています。会期は2007/1/19〜3/4までとなっています。柳宗理氏は日本を代表するインダストリアルデザイナーのひとりで、国際的にも高い評価を得ています。氏の手がけるデザインは生活用品から工業製品、また環境構造物まで実に多岐にわたります。今回の展覧会ではその中から約50の作品が出品されています。戦後の日本インダストリアルデザインをリードした氏の作品はデザインの流麗さだけではなく、同時に実用性も兼ね備えています。森正洋、イサム・ノグチ、河野鷹思、渡辺力、に次ぐ東京国立近代美術館工芸課企画のデザイン特別展、5人目となる当展覧会。残念ながらギャラリートークは全て終了してしまい、また会期も残り少なくなってきましたが、3/4(日)は無料観覧日となっています。是非この機会に素晴らしい柳宗理デザインにふれてみてはいかがでしょう。

柳宗理−生活のなかのデザイン−
会場:東京国立近代美術館 ギャラリー4 (2階)
会期:2007年1月19日(金)〜3月4日(日) 月曜休館
開館時間:10:00 - 17:00 金曜のみ 20:00閉館
観覧料:一般420円、大学生130円、高校生70円 中学生以下・65歳以上・障害者手帳をお持ちの方と付添者1名は無料 消費税込み
主催:
東京国立近代美術館

その他の詳細は公式サイトにてご確認願います。
posted by DL at 14:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

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