Feb 23, 2009

Stockholm Furniture Fair 2009 : vol.2


press room by Jens Fager


Into Dutch Design


Ung 7

photos: Stoskholm Furniture Fair


ストックホルムのStockholm International Fairs (Stockolmsmassan) で2/4〜2/8に開催された Stockholm Furniture Fair 2009のリポートが発表されました。

2009年のStockholm Furniture Fairと併催のNorthern Light Fairへの来場者総数は36,001人で、そのうちの約12.7%、およそ4,600人がスウェーデン国外53ヶ国からの来訪でした。総来場者数は、2008年と比べると約7%減少しています。(2008年:38,774人 2007年:40,744人) 
出展者数は全751組となっており、そのうちの約93%を占める699組が、スウェーデンを含めた北欧諸国からの参加となっています。特にフィンランドとノルウェーからの参加が増加傾向にあるようです。この国別の参加者数における北欧諸国の占める割合は、2008年よりも約4%増加しています。
トレードの来場者数が減少しているのに対し、メディアの来場者数は前年とほとんど(約1%減)変わっていません。メディアのフェアに対する関心は、依然高いといえます。
2009年のフェア会場のプレスルームは、スウェーデンの若手デザイナー Jens Fager がデザインしました。彼は、近年Konstfackを卒業したばかりですが、2008年のGreenhouseに出展した作品がMuutoから製品化されるなど、非常に実力のあるデザイナーです。

来場者数は減少傾向ににあるものの、フェア自体は総じて成功裏に幕を閉じたということです。ポジティブな雰囲気の中、ビジネストレードが盛んに行われ、多くの出展者はフェアを好意的に評価したようです。


以前の関連記事はこちらです。
Stockholm Furniture Fair 2009
Stockholm Furniture Fair 2008
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Feb 20, 2009

ambiente Frankfurt 2009



font cafe





source: Messe Frankfurt Exhibitiono GmbH
photo: Poetro Sutera



Dining、Giving、Livingという3つをキーワードにキッチンウェアから生活雑貨、家具までを広く取り扱う世界でも最大規模の国際消費財見本市、ambiente Frankfurt 2009 が2/13〜2/17の5日間、フランクフルトのMesse Frankfurtで開催されました。

見本市には、86ヶ国から4,466の参加者が最新の商品を会場に展示し、各国から約135,000の人々が訪れました。(2008年:約150,000人 2007年:約150,000人)世界的な経済状況の悪化により、昨年、一昨年と比べると来場者は10%程度の減少を見せています。特に金融危機の影響の大きいイギリスやスペイン、ロシア、日本、アメリカからの来場者の減少が顕著に見られたようです。ただ一方で、ドイツからの来場者は、前年に比べて8%増加しています。これは、ドイツ国内のマーケットがフェアに依然高い関心を示しいることを示唆しています。国別の来場者数をみてみると、イタリアに次いでアメリカ、イギリス、ギリシャ、スイスの順に多かったようです。

全体的な来場者数は減少傾向にあるものの、フェア自体は成功であったとMesse Frankfurtは分析しています。その裏づけとして、MesseFrankfurtによるリポートには多くの参加者の成功談が取り上げられています。より活動的でトレンドを生み出すようなメーカーにはあまり不況の影響はなく、売上げが続伸しているメーカーもあるとのことです。
リポートによると、出展者のおよそ3分の2が見本市での目標をクリアしたと回答し、来場者側にいたっては、その数が90%にものぼるといいます。個々の出展者、来場者の評価は、経済状況の世相を反映しており、ドイツの人々はその他国外の人々に比べ、やや楽観視している傾向があるといいます。総体としては、およそ4分の3の人々がフェアに満足している、もしくは良いと評価をしたようです。

出展プロダクトのトレンドを見てみると、やはり引き続きサステナビリティーがキーワードとなっているようです。高品質な素材や再生可能な素材が注目され、製造工程がいかにエコロジカルであるか、メーカーが社会的な責務を果たしているか、という点が購買の意思決定を大きく左右する重要なポイントになっています。カラーでは、ライラックやベリー、ピンクなどを組み合わせたものが多く見られたようです。これは、雑貨等の小物では花をモチーフとした柄や装飾にもよく表れていたということです。また、文化やスタイル、素材のミックスも多く見られ、セラミックはキッチンウェアにとどまらず、その他のセグメントにも多く用いられていたようです。


以前の関連記事はこちらです。
Design Plus 2009
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Feb 16, 2009

Hussein Chalayan - From Fashion and Back


Inertia: Spring/Summer 2009


Airborne: Autumn/Winter 2007


Geometrics: Aurumn/Winter 2005


Kinship Journeys: October 2003

photos: Luke Hayes



ロンドンのDesign Museum で、5/17までファションデザイナー Hussein Chalayanのこれまでの軌跡を追う展示会、 From Fashion and Backが開催されています。

Hussein Chalayanは、北キプロスからイギリスに移民し、Central St Martin’s College of Art and Designでファションを学びました。卒業製作のコレクション The Tangent Flowsが、ロンドンの老舗セレクトショップBrownsによって買い上げられるなど、彼の才覚はデビュー前から話題となってましたが、1994年に自身のスタジオを設立後も次々と革新的なファッションを提案し、これまでに2度 British Designer of the Yearに選出されています。
また、彼はファッションだけではなく、アートディレクションや映像分野にも活動の場を拡げており、2005年には女優 Tilda Swinton 主演のショートフィルム Absent Presence で、51th Vienna Biennale にトルコを代表して参加しています。

今回の展示は、Hussein Chalayanの15年間に及ぶイギリスでの活動を総括するもので、これまでに発表してきた数々のコレクションが展示されます。会場には、ファッションと建築の融合を模索した2000年のコレクション Afterwards や、無数のLEDランプを仕込んだ2007年の Airborne、周囲にレーザー光線を発して光のスペクタクルを演出する2008年のReadingsなど、Hussein Chalayanの個性的で斬新なアイデアが並びます。
ファッションとは何たるかを探求し、衣類としてだけの機能を持つ洋服という既成概念にチャレンジし続けるHussein Chalayanのコレクションは、洋服という括りを越えた建築や哲学、人類学や科学技術などあらゆる要素をミックスした彼のアイデアの結集であることが、展示 Hussein Chalayan - From Fashion and Back から見てとることが出来ます。


Hussein Chalayan - From Fashion and Back

22 January 2009 - 17 May 2009
Design Museum London
Shad Thames. London SE1 2YD
10:00 - 17:45 (daily)
+44 870 893 9955
www.designmuseum.org
posted by DL at 14:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

Feb 12, 2009

Maison et Objet 2009 : January


(c)Fred Leveugle


(c) Francis Amiand


Karl Lagerfeld / designer of the year


(c) Francis Amiand

今春のMaison et Objetは、1/23〜1/27に開催され、今回もMeuble Paris(1/22〜1/26)との合同開催となりました。
Maison et Objetの会場 Paris-Nord Villepintetoと、Meuble Parisの会場 Paris Le Bourgetはシャトルバスで往来することができ、互いのシナジーでパリの家具見本市を盛り上げました。

今回のMaison et Objetには、約76,000人が訪れました。そのうちのおよそ42%、約32,000人がフランス国外からの来訪です。来場者の総数をみると、前年春のMaison et Objetと比べその数はおよそ-12%となっています。(2008年春 : 約86,000人 2007年春 : 約83,500人)
この来場者の落ち込みの原因として、Maisonet Objetは2つの要因を挙げています。ひとつは世界的な経済の低迷、もうひとつが来訪企業の支出縮小です。バイヤーとなる企業の視察チームが縮小しており、少数でのチーム編成且つ滞在日数の短縮が来場者数に影響を及ぼしていると分析しています。
国外からの国別の来場者を見てみると、イタリアからの来場者数が前年に引き続きトップで、次いでベルギー、イギリス、ドイツと近隣諸国が続きます。5番目に来場が多かったのが日本です。経済の悪化に伴い、全体的な来場者数が減少している中でも、依然日本のインテリアへの関心が高いことがみてとれます。
出展者側では、新たな技術や新製品に相応の出資をしたメーカーと、そうでないメーカーとで明暗がわかれたようです。創造性にきちんと取り組んだメーカーは、その対価として好意的な結果が得られたということです。

今回のMaison et Objetでは、これまでのscenes d’interieur、now ! design a vivre、 MAISON&OBJET editeurs、 MAISON&OBJET museesなどの展示に加えて、MAISON&OBJET |projets|という新しい展示プログラムが
開催されました。これは、今春より新たにスタートした素材や専門技術などに焦点をあてた展示で、今後2年に1度のペースで開催される予定です。
Maison et Objetの会場には今年のゲストデザイナーであるファッションデザイナー、Karl Lagaerfeldによる建築やファッションなどの写真展が設置され、ホームインテリアとファッションの垣根を越えたプロジェクトとして会場を賑わせました。
また、now ! design a vivreには Jean-Marie Massaudを、scenes d’interieur には Vincent Van Duysenを、それぞれゲストデザイナーとして迎えました。

posted by DL at 13:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

Feb 06, 2009

Stockholm Furniture Fair 2009


lounge by Ineke Hans


lounge by Ineke Hans


Design Bar by Camp Site


Greenhouse

2/4〜2/8までの5日間、スウェーデンのストックホルムで Stockholm Furniture Fair 2009 (ストックホルム国際家具見本市)が開催されています。

今回で57回目となるStockholm Furniture Fairは、北欧デザインをメインに扱う見本市では最大級ともいわれており、今年のフェアでは約750組の出展者が、家具やテキスタイルなどの新製品を会場内いっぱいに展示します。同時に開催されている照明器具の見本市、 Northern Light Fair も最新北欧デザインのライティングが多数集まるフェアとして知られています。

Stockholm Furniture Fairでは、Guest of Honourとしてゲストデザイナーを毎年ひとり招いています。2009年はオランダのIneke Hansがゲストデザイナーに招かれ、会場のエントランスホールにインスタレーションを施しました。彼女のデザインしたラウンジは、大きく2つのパートに分けられ、木のかたちのコートスタンドを林立させ屋外をイメージした部分と、ロッキングチェアなどを置いてゆったりとした室内を連想させる部分とで構成されています。
フェア会場内に設けられるカフェスペース、Design Bar も毎年異なるデザイナーがデザインを担当します。今年はWIS DesignやBrogard Asshoff Designstudioのメンバーほか6人で構成されるスウェーデンのデザイナーチーム Camp Siteが、Design Barを手がけました。彼らは、数日間で終わってしまうフェアのためだけにカフェをデザインするのではなく、その後も有効に利用できるリサイクルをカフェのコンセプトに掲げています。今回、Design Barで使用された家具や照明などは、フェア終了後に全て赤十字団体へ寄付される予定です。寒い冬とは対照的で暖かさや愛情を連想させることから、赤をカフェの基調としたということです。
若手デザイナーやデザイン学校生の作品発表の場、Greenhouseの会場デザインは、2007年、2008年そして2009年と引き続きストックホルムの建築デザイン事務所 TAFが手がけています。今回の会場は、写真の撮影場をイメージしたものとなっています。


以前の関連記事はこちらです。
Stockholm Furniture Fair 2008
Ineke Hans

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