Sep 08, 2008

Formex Formidable Award 2008






A-frame by Our Children's Gorilla


Virkpaket by FROSTA Design

photos: Magnus Skoglof


8/28〜8/31までの4日間、ストックホルムで開催されたトレードショー Formex 2008 の会場には、Formex Formidable Award 2008というアワードの受賞作が展示されました。

Formidable Awardは、1994年からスタートしたアワードです。アワードは、いくつかのカテゴリーで入賞者を選ぶという形式をとっていましたが、今年からは全体での優勝者を選出するようにスタイルを改めました。優勝者には副賞として、100,000 SEK の賞金も授与されます。
2008年のウィナーに選ばれたのは、ストックホルムの玩具メーカー Our Children's Gorilla のA-frameというドールハウスです。A-frameは、森林の廃材を利用したVachromatというファイバーボードを使用しており、環境に配慮がなされた玩具です。シンプルなデザインで、男女どちらの子供も遊ぶことができ、また、子供だけでなく大人も楽しむことの出来るインテリア製品としてのクオリティと、メーカーのコンセプトが審査員から高い評価を得ました。
アワードでは、優勝者のほかにもいくつかの賞が発表されました。FROSTA Designによるクロシェ(かぎ編み)の作品は、Handicraft of The Yearの受賞作です。Virkpaketは、かぎ編みの作品を自分で作ることができるDIYキットで、バスケットのほかにも、ルームシューズや鍋敷きなどのバリエーションがリリースされています。
このほか、Design of The Year に Jonas Bohlin のサービングスプーン Salvia Server が、Heritage of The Yearに Ulrika Elovsson のベッドリネンが選ばれています。

これら受賞作の数々は、ストックホルムに新しくオープンしたデザインギャラリーDesigngalleriet で9/3〜9/13まで一般に公開されています。


以前の関連記事はこちらです。
Formex 2008
FORM US WITH LOVE : New Works

posted by DL at 13:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

Sep 04, 2008

Formex 2008




Vessel Gallery London
photo: Magnus Skoglof



Young Design Lounge
photo: Magnus Skoglof


北欧で最大級のインテリア、ギフトのトレードショー Formex が8/28〜8/31までの4日間、Stockholm International Fairs を会場に開催されました。

Formexは1月と8月の年2回開催されるトレードフェアで、主に家具や雑貨などの小物を中心に展示が行われます。毎回、およそ750のデザイナーやメーカーが参加し、20,000人以上の来場者があります。その90%がスウェーデン国内からの来場ということなので、国際的なトレードショーというよりもドメスティックな商取引を目的とする見本市といえます。ただ、今後実際にスウェーデン国内の店頭に並ぶスウェディッシュデザインのトレンドを知る上では、欠かすことのできないフェアのひとつとして存在感を示しています。

今回のFomexでは、スカンジナビアの伝統工芸にスポットがあてられています。Fomexのロゴタイプや会場エントランスのアーチも伝統手工芸である刺繍をモチーフにしています。また、会場では、ローカルクラフトやリサイクル、エコなどをテーマとした展示 Sweet Balmや、手工芸を新しいデザインで見せるThe Celecrating Traditionsといったテーマ展示が行われました。
今回のFomexから始まった新しい試みに、"Formex goes abroad"という展示があります。今後、Formexでは、世界中の優れた店舗の中から特に影響力を持ち、革新的であるショップを毎回ゲストとして招く予定です。今回のゲストは、ロンドンのVessel Galleryという、Hella JongeriusやJaime Hayonなどの陶磁器やガラス製品を扱うインテリアショップです。
また、もうひとつの新しい展示に、Young Design Loungeというものがあります。Young Design Loungeは、若手デザイナーが作品を発表するブースで、今回の展示には選ばれた十数組のデザイナーが参加しています。ブースデザインは、Young Design Loungeの参加者でもあり、Beckmansを卒業したばかりという若手デザイナー Sebastian Kjersen が担当しています。
posted by DL at 13:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

Sep 03, 2008

Robert Stadler : Dissipations


Possible Plateforms

パリを拠点とするデザイナーの Robert Stadler の個展、Dissipations が9/6〜10/14の会期でパリのギャラリー Galerie Emmanuel Perrtin で開催されます。

Robert Stadlerの新作 Possible は、大小様々な大きさと形のクッションと、ラッカー仕上げのボードとを組み合わせたコレクションです。小石を積み上げたような独特の構造のPossibleには、長いすやコーヒーテーブルといったバリエーションがあります。

Galerie Emmanuel Perrtinは、アートディーラーのEmmanuel Perrtinが運営するギャラリーで、パリに2館、アメリカのマイアミに分館を持ちます。
ギャラリーは、1989年にPerrtinのアパートの一室でスタートしましたが、当時フランスでは主流ではなかったコンテンポラリーアートを扱い、急速に成長を遂げました。日本人アーティストにも早くから目をつけ、村上 隆 氏や森 万里子 氏の作品も90年代半ばから既に取り扱いを始めています。また、Perrtinは、村上 隆 氏の作品を初めてアメリカに紹介したディーラーとしても知られています。
2004年には、マイアミに広大な展示スペースを持つギャラリーをオープンし、Art Basel Miami Beachなどのアートフェアなどにも積極的に参加しています。


以前の関連記事はこちらです。
Robert Stadler
posted by DL at 13:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

Sep 02, 2008

Planken ud 2008





コペンハーゲンのデザインミュージアム The Danish Museum of Art & Design で、Ditte Hammerstoroem の個展 Planken ud 2008が 8/28〜10/26 の会期で開催されています。

Planken ud 2008は、Walk The Plank Award の受賞者であるDitte Hammerstoroemの作品を集めたもので、彼女の作品が一堂に会する初めての展示会となります。
Ditte Hammerstoroemは、エクスペリメンタルなデザイナーと評されることもままありますが、伝統にとらわれず、妥協することの無い彼女のデザインへの真摯な姿勢が作品からは伝わってきます。

Walk The Plankは、デザイナーの Louise Campbell とSebastian Holmbackが主催するプロジェクトで、90年代後半にスタートしました。プロジェクトに参加するデザイナーは、オークやビーチなどの木材(plank)を使用した家具の製作を行うのですが、製作は家具メーカーと協力して進められます。Walk The Plankは、デザイナーと家具メーカーが相互に協力することで、より高い技術や創造性を目指すことを目的としています。

Walk The Plank Award は、このプロジェクトの主旨を最も上手く表現したデザイナーやメーカーに贈られます。アワードはデザイナーの創作活動を手助けし、デンマークの家具デザインの発展を維持してゆく目的で創設されました。
今回アワードを受賞した Ditte Hammerstoroem には数年間にわたり、定期的に助成金が供与されます。この原資は、これまでに開催したWalk The Plankへの出展作品をオークションにかけ得た落札金によってまかなわれています。
こういった地道なデザイナーやメーカーへの支援活動が、デンマークのデザイン業界を支え、しいては継続的な発展や高い評価につながっていることは言うまでもありません。


以前の関連記事はこちらです。
Ditte Hammerstroem
posted by DL at 10:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

Aug 28, 2008

Kiki and Joost in Moscow


Knick Knack Pot


Domestic Jewls Room Divider


Candelabrum

オランダのWaarleで共に活動するデザイナーのKiki van EijkJoost van Bleiswijk が、8/29〜8/31までの3日間、モスクワのWinzavodというアートセンターで作品の展示を行います。

Winzavodは、主に現代アートを扱うアートセンターで、9つのギャラリーと3つのイベントホールからなる、モスクワのチェルシーともいわれるアートの中心地です。今回、KikiとJoostが展示を行うのは、Red Hallという大きなホールで、2人の作品が両サイドに対となって展示される予定です。

展示される作品の一部を簡単に紹介すると、Knick Knack PotとDomestic Jewls Room Dividerは、共にKikiによる作品です。Knick Knack Potは、オランダの陶磁器メーカー Cor Unumからリリースされた新作で、日本の食器にインスピレーションを受けています。
Domestic Jewls Room Dividerは、Dutch Textile Museumとのコラボレーションよって生まれた生地を使用したDomestic Jewlsコレクションのひとつです。18世紀のフランス王室家具に影響を受けたスタイルとモダンなテキスタイルの組み合わせが、新鮮な印象を与えます。
Candelabrumは、Joostによってデザインされたキャンドルスタンドです。Candelabrumは、キャンドルが食卓の雰囲気や明かりを担っていた時代の銀の燭台にインスピレーションを得ています。キャンドルに火を灯すと、シルバーに輝く無数の面に明かりが美しく反射します。

今回の展示では、共に活動するKikiとJoostの類似性や対照性に焦点があてられており、2人の物の見方やデザインの組み立て方を見比べることができます。


以前の関連記事はこちらです。
Kiki van Eijk
posted by DL at 13:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

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