Aug 04, 2008

Formland Autumn 2008


Lean by Hans Sandgren Jakobsen


at Spring 2008


at Spring 2008

デンマークのHeringにある北欧最大の展示場、MCH Messecenter Herning を会場に、8/15〜8/18までの4日間、Formland Autumn 2008という国際見本市が開催されます。

Formlandは1984年より続く、家具やホームアクセサリーなどのインテリア用品を中心に扱うトレードショーで、毎年2月と8月の年2回開催されています。
会場内の十数ホールに、600以上のメーカーが展示を行い、各国から20,000人ほどのバイヤーが訪れます。見本市はビジネストレードを目的としており、残念ながら一般には公開されていません。ただ、その分、ビジネスに直接結びつくチャンスが多い、実際的な見本市といえます。

見本市の最大の見所のひとつに、1987年より続く、Formland Design Awardというものがあります。これは、スカンジナビアの優れたデザインから、最も革新的でクリエイティブな作品を表彰しようというもので、受賞者には DKK 100,000(デンマーククローネ)の副賞も授与されます。
前回のSpring 2008では、デンマークのTrip Trapというメーカーからリリースされている Hans Sandgren Jakobsen デザインのイス、Lean Beach Chair が入賞しました。
他に、惜しくも入賞は逃しましたが、Louise Campbell による陶製の収納容器や、Oskar Zietaによるスツール Plopp など4作品が最終選考に残りました。

画像は、前回のSpring 2008のものです。Kastrap Designによる吊り下げ式の水槽は、見本市期間中に非常に良く売れ、大きな成功を収めたということです。


以前の関連記事はこちらです。
HAY
posted by DL at 13:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

Jul 28, 2008

design deutschland. case study 08









all photos:
Neues Museum (Annette Kradisch)


ドイツ、Nurenberg(ニュルンベルク)のNeues Museumで、7/25〜10/5までの間、design deutschland. case study 08 という展示が開催されています。

design deutschland. case study 08では、ドイツ人デザイナーやメーカーによる様々な作品がジャンルを越えて展示されており、最新のものからクラシカルなものまで、あらゆるジャーマンデザインが一堂に会しています。
Konstantin Grcic の最新作 Myto、バウハウスを代表する Walter Gropius や Wilhelm Wagenfeld によるテーブルウェア、Rimowaのスーツケースなど、ドイツらしさを凝縮したような作品がケーススタディとして、大きくフタの開いたボックスのようなユニークなブースに陳列されています。ブースには素材や機能、用途などがキーワードして設定されており、様々なジャンルの作品を系統立てて結び付けています。
design deutschland. case study 08は、過去から現代までのドイツデザイン史のスナップショットでありながらも、20世紀初頭のDeutscher Werkbundからバウハウス、50〜60年代のHochschule fur Gestaltung Ulm(ウルム造形大学)を通じて現代まで脈々と受け継がれてきた、生活のソリューションとしてのドイツのデザイン概念を、垣間見ることが出来る展示となっています。

design deutschland. case study 08は、Neues Museum Nuremberg とNeue Sammlung Munich、German Design Councilの共催となっています。
posted by DL at 13:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

Jul 25, 2008

Glocal Shopper


Ceramics by Jatta Lavi


Morris by Kirsi Gullichsen


Valo by Jukka Isotalo


Juttu Stool Double by Eero Aarnio

ヘルシンキのDesign Forum Finlandで、Glocal Shopperという展示会が8/31まで開催されています。

Glocal Shopperでは、倫理的な消費購買や地場製品、地域産材をテーマとしており、デザインが担っている環境への責任に焦点があてられています。これらの諸問題では、ローカルデザインや地域の小さな工芸メーカーが重要なキーとなり、密接に関わってきます。
展示では、いくつかの選択肢を提示することで、リサイクルや省エネによって環境保全に取り組んでいる製品を強調し、消費者により環境に優しいものを選ぶよう促しています。また、製品寿命の重要性についても喚起を図っています。

メーカーやデザイナー、製造業者、そしてエンドユーザー、全ての人々が製品が環境に与える影響を考えなくてはならない時代になっています。
陶芸家のJatta Labiは、"消費者は、製品が何からどのようにして作られているのかを判断しなくてはならない。たとえ常にそれが念頭にないとしても、全ての消費行動に伴う判断が影響をもっている。"と言います。

これだけ環境問題が重要視されている昨今、モノを作る側と使う側の双方が、より環境に優しいものを選んでゆかなくてはならないのかもしれません。
作る側にはデザインや機能性、生産性だけでなく、サステナビリティというもうひとつの要素が要求される時代になりました。近年の展示会をみても環境問題は多く取り上げられています。デザインのようなクリエイティブ作業においても無視することができないほどに、現在の環境問題は危機迫っているということなのだと思います。
posted by DL at 13:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

Jul 23, 2008

Design From Fifties & Sixties


designed by Kaj Frank, 1947


designed by Arne Jacobsen, 1951-1952


designed by Tapio Wirkkala, 1966-1967


designed by Verner Panton, 1968

photo (c) Design Museum Gent


ベルギー、ゲントの美術館 Design Museum Gent でDesign From Fifties & Sixtiesという展示が7/11〜10/12までの期間開催されています。

世界大戦後の最初の10年間は、人々がデザインに大きな興味を示し、各国でデザインが発展してゆく重要な節目となりました。
しかし、設立の起源を1903年まで遡るDesign Museum Gentは、1958年から1973年まで閉鎖されていたこともあり、1975年まで大戦後のコレクションを収蔵していませんでした。その後、収蔵を開始し多くの寄贈にも恵まれ、現在では当時のコレクションも十分というまでになりました。
展示スペースの問題もあり、今まで保管庫の中で眠っていたそれらの収蔵品ですが、今回の展示では、そのコレクションの中から主に50年代と60年代の作品が、当時のデザイン事情や時代背景と共に紹介されています。

50年代のヨーロッパ経済は、アメリカの復興支援もあり急速に回復し、大量消費の時代でもありました。特に、戦中は軍事目的で研究されていたポリエステルやポリアミドなどの合成素材が消費財に活用され始め、マスプロダクションに拍車をかけました。展示では、このような時代背景を踏まえ、当時のアメリカや西欧諸国、北欧諸国の家具デザインを紹介しています。
60年代には、更に発展した技術やデザイナーの感性によって次々と新しいスタイルが生まれました。デンマークのVerner Pantonはプラスチックの一体成型を用いたスタッキングチェアを完成させ、イタリアのJoe Colomboは近未来的な感覚をマスプロダクションに取り入れました。展示は、これらスペースエイジやポップカルチャーなど、60年代のムーブメントと当時の作品を紹介しています。
posted by DL at 13:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

Jul 18, 2008

The Design Annual


installation by Rehberger, Claus Richter


installation by Rehberger, Claus Richter


Rosenthal


Anfalum

photos: Constantin Meyer


7/4〜7/8までフランクフルトで開催された decorate life の4つの展示会のひとつに、The Design Annual があります。
The Design Annualは、プロフェッショナル向けの見本市であるdecorate lifeにおいて唯一、一般公開された展示会で会期は他の見本市よりも1日短い7/4〜7/7の4日間でした。

messe furankfurtと Styleparkの協力により2006年にスタートしたThe Design Annualは今年で第3回となり、2008年のテーマはinside: Showtimeというものでした。テーマとなるshowtimeには、何かが暗闇の中でスポットライトを浴びてあらわになる瞬間や、もやの中に霞んでいたアイデアが突如として具現化する瞬間という意味が込められています。
また、The Design Annualは、昨今の巨大企業による扇情的な展示会やマーケティングツールとして利用されるプロダクトやデザイナーのプレゼンテーションに対して疑問を投げかけ、展示という概念に対する議論を促す狙いをもって開催されました。

会場となったドーム状のFesthallには約80社が集い、ハイクオリティなデザイン製品を展示しました。ファイナルリポートによると、4日間の延べ来場者数は約8,500人だったということです。残念ながらdecorate lifeと同様に、来場者数は昨年と比べ減少傾向にあるようです。
会場のハイライトのひとつとなったのは、クリエーターのTobias RehbergerとClaus Richterによるインスタレーションです。彼らはドーム内の吹き抜けになったバルコニーをいくつものセクションにわけ、それぞれを創造力豊かなオブジェクトで不思議の国のように変貌させました。

以前の関連記事はこちらです。
decorate life
posted by DL at 13:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | messe

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