May 27, 2009

Beefeater Design Challenge 2009


entries by 10 selected designers/collectives


winner 2009:
Bridge over Troubled Water
by Louise Hederstrom


ストックホルムのDesigngallerietで、Beefearter Design Challenge 2009の参加作品が5/20〜6/5まで公開されています。

2007年にスタートしたBeefeater Design Challengeは、参加者として選ばれたデザイナーが与えられた素材を使用して作品を製作するコンペティションで、2007は壁紙、2008年は2.5mのスチールパイプが題材となり、第3回目となる今回のコンペは、陶器を使用した作品がテーマとなりました。
10組の参加者は、4月後半の2日間にLidkopingにあるRorstrandの陶器工場を訪れ、その工房で与えられた5kgの粘土を使用した作品を制作しました。
"bold and beautiful"というコンセプトとロンドンをテーマとして作成された作品は、鮮やかな赤色の釉薬をかけ仕上げられ、展示のためにストックホルムに送られました。
10組の参加者による作品の中から今回の優秀作に選ばれたのは、Louise HederstromによるBridge over Troubled Waterという作品です。この作品は、"bold and beautiful"というコンセプトを楽しくユーモラスに表現し、バーテンダーや訪れた人々に強い印象を与える、と審査員の評価を得ました。
審査員は、Beefeaterジンなどを取り扱うアルコールメーカー、Pernod Ricard SwedenのPeter Antonssonや iittala のデザインディレクター Fredrik Magnusson ら5名が務めました。
Designgallerietの会場にある、インフォメーションや作品の解説テキストなどは白い陶製のプレートにプリントされており、展示は赤の作品と白のプレートという陶器のコントラストで統一されています。

Beefeater Design Challenge 2009: 参加者
Our Children's Gorilla
Save Our Souls
IDAG
Cate & Nelson
House of K
Daniel Enoksson Studio
In Every Tree
Transformer Group
Louise Hederstrom
Dizel & Sate


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May 12, 2009

Young Designer of the Year 2009


Blackbird by Terhi Tuominen
photo: Chikako Harada



New Order by Terhi Tuominen
photo: Chikako Harada



Eno by Mikko Laakkonen for COVO


Sparks coat rack by Mikko Laakkonen
for Offecct


フィンランドのDesign Forum Finland が主催する、Young Designer of the Year Prize 2009の受賞者が発表されました。
今回で第8回目となる同賞を受賞したのは、ともにヘルシンキで活動するデザイナー、Terhi Tuominen とMikko Laakkonen の2人です。彼らには副賞として賞金が贈られ、作品は5/6〜5/31までヘルシンキのDesign Forum Finlandで開催される特別展に展示されます。

Terhi Tuominenは、家具デザインや空間デザインを学び、2006年に自らのスタジオを設立しました。自身のスタジオでプロダクトや空間デザインを中心に活動する傍ら、コラボレーションユニット Kokoomo のメンバーとして見本市などで作品を発表しています。これまでにもいくつか国際的なデザインアワードを受賞しており、サイドテーブルとイスからなるBlackbirdコレクションは、2008年のred dot design award (honourable mention) に選ばれています。
Mikko Laakkonenは、the Kymenlaakso Polytechnic とthe University of Art and Design Helsinki でデザインを学び、デザイン事務所での経験を経て2004年に独立を果たしました。スタジオはプロダクトデザインを中心に手がけおり、これまでにフィンランド国内外のメーカーから数多くの作品を発表しています。2009年のミラノでも多くのクライアントのブースで新作を発表しました。

以前の関連記事はこちらです。
Kokoomo
posted by DL at 14:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | competition and awards

May 07, 2009

Design Report Award 2009


Surface Daylight by Daniel Rybakken
photo: Daniel Rybakken



Fort by Arihiro Miyake
photo: Chikako Harada



Pyrus by Mark Braun
photo: Inka Recke



Rug 20/30 by Raphael Charles
photo: Raphael Charles


ミラノサローネのSatelliteに出展する若手デザイナーの中から優秀者を選出するDesign Report Award が今年も開催されました。
2000年にスタートしたDesign Reportは、今回で第10回目という節目を迎えました。その記念すべき10人目の受賞者となったのが、ノルウェーのデザイナー Daniel Rybakken です。

Daniel Rybakkenは、室内に投影された自然光が周囲や人々に与える効果をリサーチした作品を近年いくつか発表しており、今回のミラノに出展したSurface Daylight も同様の効果を用いた作品です。壁に立てかけられた白いパネルの裏側にLEDがセットされ、その光源が窓から差し込んだ太陽光のようにパネル表面に浮かび上がります。この擬似的な光の陰影は、自然光が差し込まない室内に、室外とのつながりや空間の広がりを与え、暗く自然光のあたらない空間における閉鎖的な潜在意識に、ポジティブな解放感をもたらします。

このほか、三宅 有洋、Mark Braun、Raphael Charlesのデザイナー3人がSpecial Mentions(特別賞)に選ばれました。ヘルシンキでデザインスタジオを構える 三宅 有洋 によるFortは、リサイクルのペットボトル繊維を使用したパーティションシステムです。各モジュールは強力なマグネットにより自由に連結することができます。
ベルリンのMark BraunによるPyrusは、シェードにペーパーマシェという紙細工を用いた照明です。Mark Braunは、外側に無研磨の陶磁器を、内側にプラチナやゴールドをあしらった、小石のようなフォルムのジュエリーケースを一連のコレクションとして同時に出展ました。
ブリュッセルのデザイナー Raphael Charlesによる 20/30 は、一見するとフロアに散らばった木炭の山のようにみえますが、材質にポリエチレンンフォームとフェルトを使用したラグマットです。見た目と実際の質感とのギャップが、物事の本質に対する疑問を見る人に投げかける作品です。


以前の関連記事はこちらです。
Design Report Award 2008
Forum Aid Awards 2009
posted by DL at 14:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | competition and awards

Mar 31, 2009

The Classic Award for Design Excellence and the Young talent Award in 2009


Aksel designed by Aksel L. Hansson
photo: Anne Lise Norheim



Tine IsKaffe designed by Tangram Design for Tine photo: Tangram Design


Adax Syklus designed by
Andreas Langdalen Sorensen, Oyvnd Ostmo



photo: Oyvind Ostmo

Award for Design Excellence の受賞作と同時にオスロのDogA (Design and Architecture center) で現在公開されているのが、同じくNorwegian Design Councilが主催する The Classic Award for Design Excellence と the Young talent Award というデザインアワードの受賞作です。
The Classic Award for Design Excellenceは、市場に出てから10年以上経っている優れたデザインに贈られるアワードで、それに対し、Young talent Awardでは、若手デザイナーによる革新的なデザインとアイデアに賞が贈られます。

The Classic Awardを受賞した、Aksel Hansson によるダイニングチェアーは、1938年から現在に至るまで主に北欧諸国やドイツ、アメリカなどのマーケットでロングセラーとなっています。1938年の発売当時はバックレストの羽板が3枚でしたが、徐々にバリエーションを増やし、現在では羽板の本数やシートの材質など選択肢が豊富になっています。
快適で扱いやすくノルウェーの家庭に広く根付いているという点、工場に修理に出され世代をまたいで受け継がれている数少ない家具のひとつである点が、審査員の高い評価を得ました。
Tine社の紙パックアイスコーヒー、IsKaffeシリーズも今回のThe Classic Award受賞作のひとつです。IsKaffeはノルウェーでは最も早い1999年に発売され、現在は6つのフレーバーを展開しています。IsKaffeは、この10年間で紙パックのアイスコーヒーというノルウェーでは全く新しいカテゴリーをマーケットに確立し、年率30%という売上増でマーケットを牽引して世界でも類稀な大規模市場に育てました。この成功に商品のパッケージデザインが大きく寄与していることは間違いなく、デザインがブランド強化につながっている好例として評価されました。
このほか、1996年に刷新されたオスロ市交通機関のRuterカードのビジュアルアイデンティティーが2009年のThe Classic Awardを受賞しています。

the Young talent Awardの受賞作のひとつ Adax Syklusは、革新的なヒーティングシステムです。3枚のパネルーヒーターには、取り外し可能なカセットがかぶせられおり、本体の熱で温められたカセットを自由に持ち運んで湯たんぽのように使用します。ベッドの中や足元を温めたり、また、食事の際には保温プレートとして使用することもできます。ぬるくなったカセットは本体に戻すと再加熱されます。カセットを取り付けた状態でも取り外した状態でも、本体は室内を温める暖房器具として機能します。
このほかインターネット接続のインタラクティブなテレビセット、幹細胞技術を利用した食肉の架空ブランドが2009年のthe Young talent Awardを受賞しています。

以前の関連記事はこちらです。
Award for Design Excellence 2009
posted by DL at 14:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | competition and awards

Mar 30, 2009

Award for Design Excellence 2009


Copenhagen Chair by Tveit & Tornoe for Fora Form photo: Arne Hagen


Ninety by Shawn Littrell Industrial Design for LUXO photo: Aina C. Hole


Gangar by Norway Says for Biri Tapet
photo: Arild Kristiansen



Tuva by Per Finne Industridesign
for Hardanger Sylvplett photo: Per Finne


ノルウェーのNorwegian Design Coucilが主催するデザインアワード、Award for Design Excellece 2009の受賞作がオスロのDogA(Design and Architecture center)で4/26まで公開されています。

Design Excellenceは、デザインや革新技術を企業や製品の戦略ツールとして用いて、成功を収めた作品、プロジェクトに贈られるアワードで、今年は167の応募がありました。2009年はインダストリルデザインや家具デザイン、ビジュアルコミュニケーションなど6つのカテゴリーで39のプロジェクトがアワードを受賞しています。更にその中からThe Honours Award for Design Excellence(最優秀作)が毎年選ばれますが、今年は SeaBed Geophysical 社による海底探査機のCase Abyssがアワードを受賞しました。海底探査機のマーケットは、大手メーカー数社がほとんどのシェアを占めるという独占的な市場ですが、そのなかでSeaBedはシェアを獲得するために、自社の特徴を端的に表すデザインに注力するという戦略で、成功を収めました。

Copenhagen Chairは、2006年の学生作品展に出展されていた作品で、その後Fora Formよりリリースされました。シェルには3Dベニヤが用いられており、シートとバックレストは同一の形状をしています。これはシンメトリーな美しさを生み出すだけでなく、製造過程を簡略化するという大きなメリットも生み出しています。
LUXOのNinetyはLEDを光源とするデスクランプです。省エネ性能とシンプルなエルゴノミクスデザインが審査員の評価を得ました。4連のLEDバルブは各6Wという消費電力ですが、オフィスワークに十分な明るさを放出します。
Norway SaysのデザインによるGangarは、ビスコースとコットンに麦わらを織り込んだ壁紙です。再利用された麦わらが、自然でリズミカルなパターンを生み出し、スタイリッシュな印象を与えています。Gangarは、オスロの市庁舎やニューヨークの国連ビルなどにもインストールされています。
Tuvaは、中空構造の柄をもつカトラリーシリーズです。この構造によりカトラリーは非常に軽くなり、お年寄りやリューマチ患者など握力の弱くなったひとでも扱いやすいように工夫されています。TuvaをデザインしたPer Finne Industridesignは、女性用のスキーヘルメットでも今回のDesign Excellenceを受賞しています。
posted by DL at 15:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | competition and awards

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